遺品整理の専門家に依頼する場合の一般的な料金相場について
遺品整理はとても大変そうだし手間もかかるので業者に依頼したい、そう思っている人は少なくないはずです。しかし実際に費用がどの程度かかるのか、相場についてはとても気になるところですね。
複数の会社の情報から、料金の仕組みやオプションサービスについて、相場を分析してみました。
遺品整理業者の費用が決まる最大の要素はやはり部屋の広さです。最も面積の少ない1Rや1Kの間取りでは作業人数も少なくてすむため、その相場は概ね30,000円から80,000円ほどの範囲にあります。
部屋数が増えて1DKや1LDKになると最低価格帯が50,000円からに上がります。2DKや2LDKと増えるにつれて最安価格帯も90,000円以上となり、3DKでは150,000円、4LDKになると220,000円を超えるようになります。
また部屋数と面積だけではなく、作業人数によっても金額に幅が出てきます。たとえば2LDKの間取りで見積もると、作業人数は3人〜6人くらいが目安とされています。
当然のことながら、物の量が多くなるほど人手が増えるため、料金もかさんできます。2LDKの平均最低価格帯が120,000円からですが、作業人数が6人になると最大で300,000円とかなり幅広くなります。
これが3LDKの場合では最大8人で500,000円、4LDK以上で最大10人になると600,000円ほどまでに上がります。
上記は作業費を含む人件費、車両費、運搬費、廃棄物処分費をあわせた概算費用となりますがその他にもよく使われるオプションサービスがあります。遺品の処分時にする供養やお焚き上げ、特殊清掃、ハウスクリーニング、エアコンの取り外し、解体工事などです。
もちろんこれらのサービスは有料で、それぞれに相場があります。適正な料金を知りたい場合には相見積もりといい、3社分取って比較検討する方法があります。
こうすればおおよその相場を割り出せて、また悪徳業者の見分けにもなります。見積もりは無料で行う会社も少なくないので、気になる会社があれば気軽に連絡してみましょう。
遺品整理を専門業者に頼むための最初の関門である料金見積もりですが、おおよその相場を知ることで予算を立てられます。
また、間取りと作業工数で決まる料金の他にオプションサービスもあり、該当するサービスから追加分を見積もれます。いずれにしても見積もりを3社くらいからもらい比較し、適正な金額の会社を見つけることが大切です。