遺品整理の見積もりから何がわかる?判断のポイントについて

遺品整理の見積もりから何がわかる?判断のポイントについて

 

遺品整理の必要が出たとき、費用の目安を割り出すためにも見積もりを必ず取るものです。

 

 

しかし実際に見てみると初めて目にする項目名やオプションサービスが多かったり、分からないことだらけです。見積書から判断できる注意点について、3つの事例から検証してみました。

 

 

非婚化や核家族化が進んでいる日本では、今遺品整理業者が増えています。需要の増加に伴って登録業者の数も右肩上がりですが、その中には悪徳な業者も紛れているので注意が必要です。

 

 

そこで見積もり依頼をした会社が正当な業者かを見極める1つの基準が、営業歴が何年あるのかを尋ねてみるといいと言います。なぜなら、信頼度が高いほど実績を積み利益も出る、そして結果として経営を続けていけるからです。

 

 

地域の口コミなどを探ってみるとより確証が得られます。これが悪徳会社の場合ではクレームが相次ぎ、今やSNSなどの口コミで悪評があっという間に広がるため、長くは続きません。

 

 

もちろん新しく立ち上げて頑張っている若い業者もありますが、長年の実績があるところだとより安心材料になりますね。

 

 

見積書を見てみたものの、ネットなどで調べた金額よりも高額で驚く場合もあります。そのような場合は項目の数が多かったり、名前だけで今一つ判断しづらいものも少ながくないでしょう。

 

遺品整理の見積もりから何がわかる?判断のポイントについて

 

そんな不明点があれば小さなことでもうやむやにせず、きちんと質問しましょう。問い合わせたことに対する答え方が明確で分かりやすく、かつ誠実さが伝わってくるのであれば、思っていたより少し高くでも納得のいく場合があるでしょう。

 

 

一方、答え方が曖昧、専門用語ばかりを並べ不明瞭、態度が横柄などの場合、その業者は避けた方がいいかもしれません。

 

 

見積もりを依頼する場合は必ず複数の業者から取りましょう。なぜなら1社だけの見積書では相場も分からず、運悪く悪徳業者にあたってしまうリスクがあるからです。

 

 

良心的でまともな会社であれば、見積もりだけなら無料でやってくれるところがほとんどです。相場と比較してどうか、追加料金はどんな場合に発生するかなど、納得がいくまで細かく理解していくことがトラブルの防止にもなります。

 

 

分かりにくい遺品整理業者の見積書ですが、お金がかかることだけにうやむやにしてはいけない問題です。

 

 

煩雑で労力のかかる遺品整理を少しでも楽に行うため、業者選びには慎重になりましょう。誰もが納得のいく形で、故人の大切な財産を整理していくことが供養にもなります。