一軒家をまるまる遺品整理する場合の費用はどれくらいなのか

一軒家をまるまる遺品整理する場合の費用はどれくらいなのか

 

実家が一軒家という人にとっては、遺品整理するときがきたら費用がどれくらいするのかは気になるポイントです。

 

 

業者の料金設定は部屋の広さで決まると聞きますが、その他にも要因はあるのでしょうか。一軒家をまるまる遺品整理する場合の費用について調べてみました。

 

 

まず遺品整理業者の相場についてです。料金は基本的に部屋の広さや間取り、作業人数や時間によって設定されます。

 

 

たとえば4LDK以上の間取りになると最低価格帯は220,000円となりますが、この他にも残存物の量やオプションサービスの有無によっても異なります。物の量が多いほど作業人数が必要になり、時間もかかるので費用も比例して上乗せされます。

 

 

さらにエアコンの取り外しや自家用車の手続き代行、ハウスクリーニングや解体費用といったオプションが必要になる場合も考慮に入れましょう。

 

 

しかし一軒家を丸ごと自分たちだけで遺品整理をするのは大変困難です。マンションとは違い面積が広く、また階段などがあるため効率性も良くありません。

 

 

3LDKの間取りでも作業人数は最低でも4人は必要ですが、階数が分かれていることの多い戸建てではさらに作業面積が増えます。そのためやはり業者に依頼するのが現実的になります。

 

一軒家をまるまる遺品整理する場合の費用はどれくらいなのか

 

業者に頼むメリットは短時間で効率よく作業ができるため、負担が大幅に軽減されます。また片付けの他にもゴミの回収やリサイクル、買取といった手続きも一度の依頼で全て完了できます。

 

 

他にもハウスクリーニングを付ければ、普段掃除の手が行き渡らない場所も綺麗になるなど、プロならではの技術で解決できるのは大変大きいです。

 

 

業者の必要性は理解したものの、デメリットはやはりお金がかかる点で、金額も十万単位と変動幅が大きいです。しかし工夫をすれば費用を抑える方法はあります。

 

 

それは事前にできるだけのことをする、です。自分たちで出来る限りの整理をする、ごみなどを処分し物を減らしましょう。また買取できるものを把握しておけばその分を費用に充てることも可能で、手続きやクリーニングもできる範囲でやって浮かせます。

 

 

大きな家具を動かす、複雑な部分の掃除など、プロの技術が必要なものだけを補助的に使うようにすれば、費用面でも時間面でも理想的でしょう。

 

 

戸建て住宅を全て遺品整理するのは、大変大掛かりな作業となります。親族だけの作業では、費用は節約できてもかなりの時間と労力が必要です。できるところは自分たちで行い、できない部分についてだけプロの力を借りて効率よく行っていきましょう。