専門業者が一番？遺品整理のプロにお願いしてみよう
1人暮らしをしていた親族が亡くなった知らせと共にやってくるのが遺品整理、突然の出来事に戸惑い何をしていいか分からなくなるというのもおかしくありません。
そんな大変な遺品整理を行うにあたって、自分たちだけでやるのが大変な場合は、専門の業者に依頼する方法もあります。プロに依頼した場合のメリットや相場、手続きなどについてまとめました。
遺品整理を業者として登録するとき、遺品整理士という資格を取得する必要があります。そのため専門知識があるので安心して依頼することができ、手間や労力を大幅に削減することができます。
遺品の整理、仕訳、処分から供養まで、さらに掃除や必要に応じて買取にも対応してくれる場合もあり、面倒な作業の一切を任せられます。
また費用を節約するために整理だけは自分たちで行い、不用品の回収のみを業者に頼む方法もあり、フレキシブルに対応してくれる会社もあります。
遺品整理は通常の大掃除や片付けとは全く性質が違うものです。なぜならそこには故人の思いが込められていたり、親族間でのコミュニケーションが増えることで人間関係にも影響があるからです。
また高額なものになると買取や財産分与の問題など、解決しなければならない問題も増えてきます。
そんな時に専門知識を持った人の手を借りると、効率的に作業ができるだけでなく、残された家族の気持ちに寄り添ってくれるなど精神的に支えになってくれたという声も聞かれます。
具体的な費用については部屋の広さや物の量によって大きく異なってきますが、面積に応じて作業人数が必要になるので料金は高くなる傾向です。
平均的なところでは最も安いのはワンルームや1kの間取りで30,000円くらいから、4LDKくらいの広さになると少なくとも220,000円以上から600,000円くらいまで幅があります。
査定と出張費用に関しては無料でやってくれるところもありますので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。また365日24時間対応の会社が多く、査定を依頼し見積もりを出してもらいましょう。
なお、見積もりを出す会社は1社だけでなく必ず複数の場所からとって十分に比較検討しましょう。予算を考え、自分たちで行う部分と業者に依頼する部分を検討し、経済的にも肉体的にも無理のない範囲で行うようにします。
遺品整理を何度もやった経験のある人は、そんなに多くはありませんが、そんなときに頼れるのがその道のプロです。
親族の死という辛い現実の中で、故人の財産を処理するのは心身ともにかなり労力のいるものです。費用と必要に応じてプロの手をうまく借りて上手にやっていきましょう。
