遺品整理の処分費用を抑えるには分別して資源にするのがおすすめ
大掃除や引っ越しの作業にも匹敵する遺品整理、進めていく中で想像以上に大量の処分品が出てくるものです。その全てがルールに則って処分、廃棄されるのは必須ですが、そのための費用も当然のことながらかさんできます。
遺品整理の処分費用を少しでも抑えるために、分別して資源にするという方法もありますが、どのようなやり方なのでしょうか。
遺品整理の作業では一番に仕分けをします。資産価値のあるもの、形見分けするもの、リサイクルするもの、そして処分するものと4つくらいに分かれます。遺品の中で最も多くを占めるのが処分するものですが、それにも費用がかかります。
リサイクルできない家財道具などは粗大ごみになりますが、そのほかにも自治体によって一定の大きさを超えるものなどにも収集の料金がかかります。
またパソコンやテレビなどといった家電製品は、使用年数が経過して買取不可なうえに、リサイクル法に従って有料で回収するものも意外と多いです。1つずつの金額は数百円程度ですが量が多いため、総額にすると思いの他高額な出費になっています。
その部分を少しでも抑えたい場合は、分別して資源にしてしまう方法があります。処分品のなかでさらに、ばらして小さくしたり解体することで資源ごみとして再利用できるものも少なからずあります。
たとえば大きめの家財道具などはばらして木くずやリサイクル可能な不燃ごみなどに変化します。こうすることで粗大ごみの料金がかからなくてすみ、無料で回収可能な他のごみに変わることができます。
電動工具があると簡単に解体できるので、ぜひ用意しておきましょう。ただしこの方法のデメリットとして、仕訳けたものをさらに仕分けし分解すると大変手間と時間がかかります。
自分たちで行う場合は人手がかなり必要になりますが、必要に応じて業者を使う手もあります。分別や処分についてもエキスパートである専門業者で仕分けすると、処分品の中に売れるゴミが出てくる場合があります。
その分は料金から相殺され、結果的には自分たちで行った場合の処分費用に近づくケースもあるくらいです。
誰もが避けては通れない遺品整理は、体力と時間の他にお金もかかります。その費用を少しでも抑えるには、粗大ごみを小型化して資源ごみに変えてしまうというのも1つの方法です。
しかしそのためには作業の手間と時間がかかるので、必要最小限でも業者を使うと結果的に効率的にできる場合もあります。